サロン経営
経営者は行動が早いと成功する
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2016.01.19(Tue)
先日、5年間乗っていた愛車RX-8を手放しました。
手放すことを前々から考えていたわけではありません。
つい、10日くらい前に急に思い立ったのです。
カッコいいスポーツカーに乗りたくて買った車で、気に入っていたのですが、
普段は、全く乗っていませんでした。
自宅からサロンまでは近いので、自転車(電動アシストなので楽ちん!)だし、
休みに外出する時は、家の車です。
私の車は、ほぼ出動する時がなく、バッテリーが上がらないように時々乗る程度。
でも、たまには必要な時もあるので、とりあえず置いとけばいいだろう。という感じでした。
今年に入って、なんとなく車の話をしていた時の事、
「全然乗らないならいらなくない?」と、何気なしに言われた言葉に、
そうだな~。乗らなくても維持費はかかるし、もったいないか~。
その分お金貯めて、もっと良い車買った方が良いんじゃないか?と考え始めました。
そうなると、段々いらない気分になってきました。
まず、今いくら位で売れるんだろう?と、調べ出し、査定の依頼をしました。
車買取業者はすぐにでも車を引き取りたいので、2社に査定してもらい、
わずか2日の間に売ることを決めてしまいました。
買取金額も、希望の額で取ってもらえたので満足です。
車をいらないと思い始めてから1週間弱、
「え?もう車売っちゃったの?」とビックリされるほどあっという間でした。
仕事も同じだと思うのですが、
何かをやろうと決めてから、行動が早い人って、成功するスピードも早いです。
今まで多くのサロンオーナーを見ていて気付くことは、
成果をどんどん出せる人というのは、行動に移すのが圧倒的に早いです。
「これをやりましょう!」とアドバイスしてから、取り掛かるのが早いのです。
この行動の早さが、売上・利益の伸びに直結しています。
もちろん、行動に移せば全ての取り組みがうまくいくとは限りませんが、
これは、世界一のマーケッター「ダン・ケネディ」も言っています。
売上が上がるようにイメージしている暇があれば行動しろ!と。
その反対に、「今勉強中なので、もう少し勉強してから行動します。」
「これで良いのか、もう少し調べてから良さそうなら行動します。」という人は、
いつまで経っても成果はでません。
そもそも本当の勉強というのは、実践したからこそ分かる発見や気づき、経験の蓄積こそが勉強なのです。
教科書を読んだり、良いアドバイスをいくつも聞くことは勉強でも何でもありません。
単なる情報収集にすぎません。
先ほどの車の売却の話で言うなら、
行動に移せない人は、車を売ることを決めるのに時間がかかります。
本当に、売ってしまって良いだろうか?使いたいときにないと困るし・・・。などと、なかなか決められません。
査定をしてもらっても、いろんな業者がいろんなことを言ってくるので、
また迷い、どこで売ったらいいのかいろんな人に聞いたりして決まりません。
そのうち、車の値も下がってしまい、「あの時、売っておけばよかった」と後悔・・・。
経営で言えば、年に2回広告を出したサロンと、年に6回広告を出したサロンでは、明らかに6回出したサロンの方が、より多くのお客さんが来店するきっかけを作れるので、売上・利益は伸びます。更には年12回出したサロンの方が、更に結果は良くなります。
単純にそれだけなのです。
しかし、もし失敗したら・・・と考えると行動には移しにいのも事実です。
ひとこと言わせて下さい。
「失敗するのが怖くて、なぜサロンを開業したのですか?」
失敗するのが怖いと思うのなら、あなたは経営者に向いていませんよ。