サロン経営
失敗をチャンスに変え、ビジネスを成功させるためのコーチが必要な理由
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2016.01.29(Fri)
STAP細胞で話題になった小保方氏が手記を出版したというニュースが報道されていますね。
これに関して、私は本を読んでもいないので、何か意見を言うつもりはないのですが、
人生において失敗を経験し、それについての意見を出版という形で反論した。
という事が、果たして彼女にとって良かったことなのかどうかと、考えてしまいました。
彼女にとっては、真剣にやっていた研究結果が取り上げられ、喜んだのも束の間、
ありとあらゆるバッシングを受け、ショックどころか死にたい気分にもなったことでしょう。相当、悔しい想いをしたと思います。
なんで、私ばっかり・・・。なぜ、こんな思いをしないといけないんだろう・・・。
しかし、人生もう終わりなんじゃないかと思えるほどの経験をした人は意外といます。
そして、大成功を収めている人のほとんどと言ってもいいほど、そうした経験をしています。
「大きな失敗から成功に向かえる人」
「いつまでも失敗から抜けられず堕落していく人」
と、二つに分かれます。
その違いは、「偶然の成功はあっても、偶然の失敗はない」という事に気付けたかどうか?
失敗には、必ず原因があります。
そして、その原因を他人のせいにせず、
いい勉強だったと思って自分で乗り越えることが出来たかどうか。
これだと思うんですよね!
何かトラブルがあったら、
相手を責めたり
相手を一生懸命変えようとしたり
社会のせいにしたり
国のせいにしたり
景気のせいにいしたり
親のせいにしたり
運のせいにしたり・・・
そんなことはないでしょうか?
もちろん、相手の明らかなミスだという事もあると思います。
例え、そんな状況であったとしても、
相手を責めたり、
相手を変えようとしたり、
社会や世の中のせいにしたりする代わりに、
自分が出来ることを考え、何か状況を改善したり、
これから先に自分の得たい結果を作るために出来る事はないか
考えることはできないでしょうか?
私も、「このまま死んだほうが・・・。この先どうなっちゃうんだろう。」という経験をしたのは1回だけではありません。細かいことは省いても大きな失敗が2度はありました。
1回目の時は、親・兄弟を始め、本当に多くの人を巻き込んでしまい心配をかけました。
しかし、そのおかげでとても強くなれました。
「今がどん底なんだから、これ以上悪くなりようがない!だったら、前を向いて進んでいくしかないよね!」と、自分に言い聞かせました。
成功して、人がうらやむような人物になって、私をこんな目に合わせた人たちを見返して、
「凄い!」と思わせることが出来れば、それが一番の復讐だと思ったんです。
相手に嫌な思いをさせて復讐するのではなく、
自分が成功して、その人より上に行けばいいんですよ。
そう考えると、もう過去のことなんて考えている暇はありませんでした。
少しでも早く成功するためには、何をしたらいいのか?今何が出来るのか?
それをいつもいつも考え、行動する毎日でした。
だから、小さな失敗は数知れず・・・。
めちゃくちゃいっぱい失敗してきましたが、そんなことなんともありません。
だって、どん底見てますから。
さずがにそこにはならないでしょう~。と思えるから。
これは、今でも同じです。
もっともっと成功し、最終的にどこまでいけるんだろう?と、
楽しみで仕方ありません。
今回小保方氏のことを考えたとき、
もし、私が彼女の立場だったら、どうしているかな?と考えたのです。
まず、いろいろと批判されたことは、悔しいけど受け止め、とにかく原因を探します。
そして、外国で細々で良いから研究をさせてくれる所を探します。(日本にはなさそうなので)
そして、研究を成功させ、今度こそ何も指摘されない素晴らしい成果・論文を出します。
それから、手記を出版します。
その方が、説得力が数万倍あるし、ベストセラーになるかも!
もし、やるだけやって研究が成功させられなかったとしたら、諦めます。
違う道を探し、違う方法で何か成果を出せる職業をするでしょう。
きっと、彼女に今こんなことを言ったらすごく怒るでしょうね。
そんな簡単に言うけど、出来るわけない!と。
それは、彼女とは全く違う価値観、観点で考えているからです。
人は、自分とは違う価値観・考え方を受け入れることが苦手です。
彼女の頭の中では、過去にとらわれ、もう研究は出来ないと諦めてしまっているのです。
成功していくためには、自分で今何が出来るのか?
どうしたら信頼を取り戻せるようになるのか?という事を考え、
今の段階で手記を出すのではなく、成功へと方向を変えることが先だったのでは?と思えました。
コンサルティングの時も、クライアントさんのことを自分だったらと考え、
アドバイスすることが多いですね。
すると、その考えを受け入れられなくて、行動できない方もいます。
でも、ほとんどの方は、そうやればいいんだ!と最初は半信半疑ながらも行動していくことで、大きな失敗をすることなく、結果を出すことが出来ています。
自分だけの考えで、これで良いのか不安を抱え付き進めるより、
自分とは全く違う観点や価値観でアドバイスしてくれる
コーチの存在が必要なのではないでしょうか?