サロン経営
カウンセリングでお客様をファンにさせるには?
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2016.01.12(Tue)
「奥さんに、エステに行きたいって言われたんで、そんなの行ってもなんも変わらんわ。と言ってやったんです。」
私「・・・。」(苦笑い)
「僕も最近太って来て、お腹周りがすごいんで、奥さんに、エステにでも行ったら?と言われるんですよ。」
先日、愛車の査定をしに、ガリバーの店長さんが自宅に来ていた時の事、
私がエステサロン経営しているということから、こんな話になりました。
そこで私が言ったのは、
「いやいや、男性はエステだけでは痩せないですよ。運動や食事制限しないと。」
店長「やっぱり~そうなんですか。でも、肉がボコボコしたりするからエステが良いって、奥さんが言うんですよ。」
私「あ~。セルライトのことですね。それは、男性にはあんまり付かないんですよ。
女性にはたくさん付いちゃうから、奥様がエステでそれを取りたいんですね。」
店長「え~。そうなんですか?太るとみんなに付くって言うから、そういうもんだと思ってました。」
私「セルライトはエステでしか取れないんですよ。だから、女性はエステに行かないとキレイに痩せられないんですよ。」
と、ガリバーの店長は自分にエステが必要ないとわかると、この話はそこでストップしたのですが・・・。
一般の人の知識ってこんなもんです。
私も、車の話の雑談ついでに言っただけのことですから、大したことは全く言っていません。
でもきっと、この雑談で、奥さんにはエステが必要。自分には運動が必要。
とわかったと思うので、
今度もし奥さんが「エステに行きたい」と言ったら、
「行ってもなんも変わらんわ」とは、返事しないと思います。
きっと。
サロンに来るお客様のほとんどはこんな感じだと思います。
今は、ネットや雑誌など何でも調べられるので、
美意識の高いお客様なら、お客様の方が良く知っているという事もあるかもしれません。
しかし、あなたの今まで積み重ねてきた知識は、そんなネットでかじったお客様よりも、数百倍多いはずです。
カウンセリングのお勉強の時に、よくクライアントさんに言われるのですが、
「そんなことくらいお客様も知っているから、あんまり言うとうっとおしがられると思って言ってないです。」
という感じで、
お客様が知っていると思っているから、
お肌の仕組みや、セルライトのこととか、なぜエステが必要か?とかetc・・・。
細かく説明をしていないというんです。
美意識の高いお客様だからこそ、専門家のあなたから知識を聞きたいと思っているのです。
それなのに、それを言わないってことは、
自分には知識がないから説明できません。って言っているようなものです。
ただし、偉そうに言ってはダメですよ。
専門用語を並べ立ててもいけません。
いくら知識があるからと、お客様が聞きたくない話はうっとおしがられるだけです。
そこの見極めがきちんとできて、お客様が聞きたい情報を教えてあげられたら、
あなたは、お客様にとってヒーローになれるんです。
この人、何でも知ってる。この人にお願いしよう!とファンになってもらえます。